昨今、文部科学省が推進するGIGAスクール構想に代表される教育現場のICT環境整備が加速する中、紙教材のデジタル化をはじめとする教育現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)化が本格化しています。スマホやタブレットを使った学習を行う上でニーズが高まっているQRコード連携や文字判定、音声認識、ドリル作成等のデジタル技術についてご紹介しています。

文字の判定見出し スマホやタブレットにユーザが書いた文字の判定を行います。文字の画数や筆順はもちろん、とめ、はね、払い、傾き、バランス等の項目に対し、それぞれ判定を行い、採点することができます。現在の判定は、小学校で学習する漢字の判定に対応しています。その他の文字の追加も可能です。判定の難易度調整も思いのままで、国語や英語の学習で大活躍! 書かれた文字データとお手本文字データの比較・判定

発話・音声のサポート見出し 表示されているテキストの読み上げや、カラオケ歌詞表示のように文字が順番に色づく機能です。「いつでも」「どこでも」「何度でも」リスニング・音読学習ができます。文や段落はもちろん、特定の役などの再生箇所の指定ができるため、会話形式の文章の音読にも対応!また、読み上げる速さを設定することで、ユーザ一人ひとりのレベルに合わせた学習の提供が可能です。 発話・音声サポートの特徴

音声の認識と判定見出し OSに搭載されている音声認識を利用し、発した単語や文章をテキストに変換できます。変換されたテキストデータを用いて、英単語や文章の発音判定が可能!実際に英語を発音することで、学校にいなくても、高い学習効果を実現できます。英語のデジタル教科書やデジタル英単語帳などへ活用されています。 音声の認識と判定の特徴

QRコードを利用したデータ活用見出し Webサイトへのアクセスや音声・動画ファイルの出力など、さまざまな活用がされているQRコード。実は、QRコードを用いる一番のメリットは、データの一元化・分析・活用ができるところにあります。QRコードがどれだけ読み込まれているか、効果を確認できるだけでなく、QRコードが載っているあらゆる媒体のデータの一元化や遷移先のコントロールが可能です。 QRコードの特徴

デジタルドリル作成見出し お手持ちの学習教材を専門知識やプログラムを使用せず、手軽にオリジナルのスマホアプリとして配信できます。〇×問題や選択式問題に加え、音声再生や図解表示などさまざまな学習方法に対応しています。間違えた問題を自動で抽出する弱点リスト機能や、学習の継続性や自立性を高める仕掛けなど、ユーザの学習効果を高めるための機能が備わっています。 デジタルドリル作成の特徴

デジタルならではのメリット これら5つの技術に加えて、デジタルコンテンツでは、データの収集・分析・活用ができます。紙の教科書や教材では、データを収集することが困難でしたが、デジタルコンテンツでは、データの収集が容易にできるため、効果の確認や分析ができるというメリットがあります。分析することで、より学習効果の高いコンテンツへ改善していくことが出来ます。 データの収集・分析・活用
さらに、ネオスでは、ユーザが楽しく、継続して学習できるよう心がけています。 ゲーム形式で学べる仕組みや、採点された点数をランキングで競いあう機能など、”楽しく学べる工夫” ”やる気を起こさせる工夫”があれば自宅でも一人で学習することが少しでも長続きするはずです。私たちは、常に「どうしたらもっと楽しいもの、使いやすいものにできるだろうか?」を考えて画面デザインや仕様をお客様と一緒に企画しています。